DTMのモニタリングはスピーカーとヘッドホン両方使ってみよう
こんにちは、Accyです。
この記事を読んでくださってありがとうございます。
さて、今回はDTMについての記事を書いていこうと思っています。
DTMをやっている方は作曲中やミックス中は
スピーカーとヘッドホン、どちらで作業されているでしょうか?
私の場合はDTMをする中、今日までに至った結論は
「スピーカーとヘッドホンの両方同時に使う」です。
どう使い分けていくのか、説明していこうと思います。
しかしDTMにおいてこのモニタリングが最適とは
一概には言えません。
どっちかだけで作業しても快適であれば
全く問題ないと思います。
ということで、これから説明していこうと思います。
目次:
⬜️なぜヘッドホンとスピーカー両方使うのか
スピーカーはそこそこの物を使用
ヘッドホンはフラット特性の周波数が
しっかり出てくれる物を使用する。
スピーカーとヘッドホン両方から音量を出力しておき、
基本はスピーカー、細かい部分はヘッドホンで
聴くよう使い分ける
です。
私はDTMを初めた当初、
スピーカーが無かったので
ヘッドホンでDTM作業全般のモニタリングを行ってました。
そうするとやっぱりすぐに耳が疲れてくるんですよね・・・・
当時はそれが普通のことだと思っていましたが、
どうしても作業しずらいと思い、
諸事情で購入したレコードプレーヤーにスピーカーが
ついてきたので、それを繋げて作業し始めました。
スピーカーで作業し始めてみると、
ヘッドホンに比べて聴き疲れにくくはなりましたが
小さい音や低い音が聴こえづらいので、
行き着いたスタイルは、
「基本スピーカーでモニタリングして、詳細を聴きたい時は
ヘッドホンでモニタリングする」というものになりました。
スピーカーで基本的に聴けば大体の音は聴こえますし
聴き疲れにくいです。
「低い音、小さい音はどうなんだろ」という時に
ヘッドホンを聴くとしっかり聴けるので、
足りない分の帳尻を合わせることができてちょうど良いです。
◽️ヘッドホン選び
- 周波数特性がフラットであること
- 再生可能周波数が5~20Hzから20kHz以上であること
- 密閉型であること
なぜ密閉型かというと、
開放型ですと同時に流しているスピーカーの
音が聴こえてきて音が重複してしまうからです。
つけ心地や機能性、実際の音質という面は、
ヘッドホンを売っている家電量販店や機材ショップなどで、
装着して試聴してみないとわかりません。
フラット特性といっても、メーカーによって
聴こえ方が違うので、そこは自分の耳を合わせていく感じです。
なので通販で購入する場合は、上記の3つの点と
目星をつけた商品のレビューや動画のレビュー
身の回りで持っている人がいれば貸してもらうなどで
検討せざるを得ませんが、
上記の3つが当てはまっていれば大体支障はないです。
私が現在、使用しているヘッドホンは
Audio-Technicaというメーカーの
ATH-M40xというモデルを使用しています。
密閉型のヘッドホンで
使用している感想としては、
とにかく原音に忠実で
低音、中音、高音全てバランスよく聴こえます。
また、位相の感じも聴いててわかりやすいです。
しかし聴こえ方にクセがあるので
他社のメーカーを使っている方は
かなり違和感を覚えるかと思います。
ヘッドホン自体も軽く、つけ心地も
イヤーパッドがしっかりくっついてくれるので
安定感があります。
ただ長時間つけていると耳の裏あたりが痛くなるので
普段使いとしては厳しいですね。
ただ価格1万円ぐらいでリーズナブル。
このパフォーマンスで1万円はかなり
お得だと思います。
DTMに使用していてかなり使いやすく
私自身満足しているので、
よろしければチェックしてみてください↓↓↓
◽️スピーカー選び
スピーカーの場合ですと、
- サイズは「ブックシェルフ型」
- スピーカースタンドは必要
- そこそこ安くても大丈夫。
- LとRが同じ音量で出る
「LとRが同じ音量で出る」に関しては
私のスピーカーの問題なのかもしれないのですが
Lの方が大きく音量が出てしまうんですよね笑
いろいろ原因を探しましたが不明です・・・・
スピーカーにもこういった不具合があるので、
一応気をつけてください・・・・笑
「ブックシェルフ型」というのは、
本ぐらいのサイズで、
一般的なスピーカーの形ですね。
スピーカースタンドは、
スピーカーを聞こえやすい配置に
設定する時にあると便利なので
導入をおすすめします。
スピーカーについてはよく知らないのですが、
この記事を書くにあたりいろいろ調べてみました。
そこでおすすめできるスピーカーは、
MACKIEのCR3と
TASCAMのVL-S3ですね。
どちらも「ブックシェルフ型」で
80hz~20kHz以上の周波数が出て
モニタースピーカーとしての設計なので
特性もフラットです。
80hzあたりだとキックドラムのロー感
ベースのアタック感とピッチ感らへんが
出ていて、20kHz付近だと
ボーカルの抜け、質感、
曲全体の開放感等あたりに該当するので
そこがスピーカーで聴こえてくるだけで
充分だと思います。
CR3は1万円ちょっとで、
VL-S3は7000円ちょっとです。
値段の割に評価も高いので、
まだスピーカーを持ってない方は
是非検討されてみてはいかがでしたでしょうか。
◽️片方だけじゃだめなの?
- ヘッドホンだけの場合
わかりづらく、音が平べったくなりやすい。
そして音の発信源が耳の真横のため、聴き疲れやすい
- スピーカーだけの場合
聴こえる音の成分がヘッドホンに比べて薄くなる。
聴こえ方が部屋の形状やスピーカーの配置にも左右される。
ヘッドホンに比べて音圧感を感じにくい
ということを自分で感じたために、
どちらも一長一短なのかなと思います。
その部分を状況に応じて使い分けることで
音をコントロールしやすくなった実感があります。
◽️まとめ
- スピーカーとヘッドホン両方から音量を出力しておき、
基本はスピーカー、細かい部分はヘッドホンで
聴くよう使い分ける - ヘッドホンはフラット、5~20Hz~20kHz以上、
密閉型にする。 - スピーカーは安くても大丈夫、ブックシェルフ型
スタンドは必要。80Hz~22kHz以上。 - 片方だけだと補えない部分をもう片方で補う
いかがでしたでしょうか。
冒頭でも書きましたが、
DTMにおいてこのモニタリングが最適と
一概には言えません。
ですが読んでくださった方のヒントになれば幸いです。
安いものでも全然問題ないのですが、
ハイグレードなものには当然メリットが沢山あります。
この記事を見て買ってみたい、買い替えたいと思われる方は
自分の経済状況に合わせてグレードを見極めて
もらえたらなと思います。
●最後に:
ここまで読んでくださって、
ありがとうございました。
私は楽曲制作、動画編集など趣味で
やっていまして、私のHPに載せてますので
お時間あれば見ていってください。
⏬ ⏬
YouTubeもやってます。こちらも同じ内容ですが
どうか、見てやってください。
⏬⏬
https://www.youtube.com/channel/UC-8WsXJ3_x0wdjuJWZSJPGw?view_as=subscriber
以上、Accyでした。
DAWソフト「Ignite」を使ってみた感想・レビュー
こんにちは!ブログ駆け出しのAccyです!
今回は私が使っている
IgniteというDAWをレビューしていこうと
思います!
■始めに
※Igniteについて詳細な使い方/機能はすでに他の記事で書かれているので割愛します。
私はIgniteを使い始めてから2年ぐらい経ちます。
そこで感じたこと、メリット・デメリットなどを記して広められたらなと思います!。
では早速、【Ignite】をレビューしてみます。
■概要
有名DAWソフト「Pro tools」のプラグインを作ってることで有名なメーカー「AIR」。
そのAIRから出ているDAWソフトが【Ignite】です。
Igniteの入手方法は、
- Igniteが付属されているオーディオインターフェイスを購入する。
- AIRのホームページからIgniteを直接購入する。
・付属されているオーディオインターフェイスはこちらです。
・AIRのホームページはこちら。(だいたい6000~7000円みたいです)
■動作環境
■Ignite
メリット/デメリット
Igniteの動画:
Ignite Music Software - Editing Audio
Ignite Music Software - Recording Audio
■メリット
◆とにかく見易くて、使いやすい。
画像/動画の通り、市販のDAWソフトと比べると見た目も操作もシンプル。
説明書がなくてもフィーリングで操作をだんだん覚えていけるような感触です。
画面下の灰色のスペース(アレンジャー)にそれぞれの楽器のフレーズ
(打ち込み/レコーディング)を自由に組み合わせて演奏できます。
◆音が良い。
他のDAWソフトをあまり使ったことがないので一概には言えませんが、
今まで使ってみたところ、音質を気にしたことはなく
EQやコンプを使用しなくても元から良い音がします。
◆元の音源が一通り揃っている。
バンド系、オーケストラ系の音も一通り揃っていて
作業中、特に不便もないように思います。
◆軽い。
PCのスペックが満たされていなかったり、重たいソフトを何個も起動してない限りは
快適に作業できます。急に落ちることも現在まで一回もないです。
◆Pro toolsとの連携作業が可能
Igniteで楽曲の大部分を作って、Pro toolsで本格的な編集・レコーディングを行い
完成させる。といったことも可能です。
■デメリット
◇使い続けると物足りなくなってくる
私の場合、「もっと音源を増やしたい!」「一つのDAWで全ての作業をまとめたい!」と思うようになって物足りなくなったので、一筋で使い続けるのは難しいです。
◇プラグイン追加ができない
もしかするとやり方があるかもしれませんが、youtubeや記事/説明書を見ても
載ってなかったので、元の音源から増やすことは恐らくできないみたいです。
もしご存知の方いましたらコメントください。
◇異なる楽器のフレーズ、単音のコピペができない
同じ楽器同士のフレーズ自体はコピペできますが、別の楽器にフレーズをコピーすることができないです。
◇知名度が低い
後述しますが、日本語に対応してない面と
他のDAWソフトに比べて知名度が低いためyoutubeの日本語解説動画などがなく
情報が少ないように感じます。
◇日本語対応してないのでほとんど英語
細かい操作を覚えるため操作マニュアルを呼んでも英語表記なので
英語に強くない私にとってはとても苦戦します。
日本語対応/日本語化できるツールも見当たらないので
操作をマスターするには英語は避けて通れないようです。
とはいえ、英語が読めなくても大まかな操作は覚えられるので
あまり気にならないです。
■結論■
私が約2年使い続けてみて感じた
Igniteの最適な用途としては、
サブDAWとして扱い、楽曲の大まかな構成を作成する。
作成データをメインのDAWの編集で広げていき完成させる!
という使い方がベストだと思います。
Igniteは本当に使いやすくて、アイディアを形にしやすいデザインです。
反面、本格的な編集やクオリティには限界があるので、
そこをメインのDAW(Pro tools、Studio one、Cubase、Logicなど)で
カバーすると理想的な作品が出来上がるのではないでしょうか。
冒頭にも書きましたが、指摘や質問等あれば是非コメントください!
以上、Accyでした!